何年ものあいだ、アセテートの用途は裏地に限定されていました。しかし、アパレル業界において人造繊維への関心が増すにつれ、アセテートの人気は高まっています。

セルロースアセテートの最終用途はおもに婦人服地です。この分野でアセテートが使われ始めたのは60年代。アセテートを絹と組み合わせて繊維の強度を高め、コストを抑えるためでした。70年代になると、アセテートとビスコースを複合させ、あの有名な”cady”が生まれました。”cady”はクレープ加工を施した生地で、主にフォーマル服に使われます。

現在、アセテートはプレタポルテからオートクチュールまで、衣類のほぼ全ての生地に使用されています。天然、人工、あるいは合成繊維とも組み合わせられ、クレープデシンやジョーゼット、サテン、シャンタン、ギャバジン、ベルベットなどの織物はもちろん、ジャージー素材としてはアセテートポリアミド製の上質ジャージー、ライクラを使ったストレッチリブやストレッチジャカードなど、無数の生地が作れます。肌触り、ドレープ性、快適性、光沢などを考慮のうえ、スタイリストは生地を選びます。

- イブニングドレス
- フォーマルウェア
- ブライダルウェア
- 普段着
- その他


アセテートで全身のコーディネートができます。アセテートがどのように使われているか、スタイリストのコレクションをご覧ください。

アセテートには色合いを美しく包み込む、柔らかな光沢が備わっています。玉虫色に輝き、時には艶消し、時には鮮明な光沢を見せるなど、生地に様々な質感を与えます。

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