 |
 |
 |
織機のビームの準備
製織工程でアセテートが傷まないように、糊剤を調整する必要があります。満足のゆく結果を得るには、スラッシング(糊付け)の手順を正しく組み合わせることが大切です。さらに、経糸の湿度と工場の状態を慎重に調整することが重要です。これらを怠ると、経糸および生地の欠点につながります。
スラッシャ(経糸糊付機)の種類
アセテートフィラメントに使われるスラッシャには様々な種類があります。従来型のスラッシャは主に米国で使われていますが、シングルエンド方式のスラッシャが米国以外では一般的です。

|
 |
 |
 |
張力
張力の調整は非常に大切で、可能な限り低く設定します。張力が高すぎると糸の伸張が落ち、染色後のスジにつながります。シングルエンド方式では4~6%、従来型のスラッシャでは6~8%が理想的です。整経中は、セパレーターロッドのところで糊が固まって割れる時に糸も裂けてしまわないよう注意が必要です。
シングルエンド方式のスラッシャは糸の保護に優れており、糸の裂けも少なくてすみますが、一般に低張力制御が必要とされます。
糊剤の選択
製織効率、生地品質およびコストの最適化には、糊剤の選択が大変重要です。以下の条件を考慮して糊剤を選択します。
- 糊付けの容易さ
- 除去の容易さ
- 粘着剤と油剤類との融和性
- 製織工場の清潔性
糊液の調合は、糊付機や製織機、織物の種類、工場の種類などを考慮して決まります。一般に、糊の量は糸の量に対して3.5%です。前もって、糊剤メーカーに最適な糊付けプロセスをご相談されることをお勧めします。 |
|